ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです。
今回は皆さんから良く質問される「どんなユーティリティを使っているのですか?」という質問にお答えする記事となっております。(2018年7月現在)
※文章が苦手な方はこちらの動画に一部内容をまとめているのでご覧ください。
よく皆さんに
- プロがどういうセッティングでクラブを使っているか気になる
- ユ−ティリティのヘッドはどういうものを使っているんだろう?
- シャフトはどんな硬さや種類を使っているの?
といった質問を受けるので、それにお答えしていきます。
ユーティリティは昨今になって、プロの世界でも入れていない人の方が珍しいほどに普及してきたクラブです。
それはユーティリティというクラブが非常に扱いやすく、メリットの多いクラブだからです。
その理由と使うべきユーティリティの1指針を、現役ゴルフレッスンプロである自分のクラブを持って説明いたします。
具体的には
- サカモトリョウ:ユーティリティのヘッドはテーラーメイドの「レスキュー」
- サカモトリョウ:ユーティリティのシャフトは「ダイナミックゴールド X100」
の順番で説明いたします。
5分くらいで読める内容ですし、ユーティリティのクラブについての1指針となる可能性が高いので、ぜひご一読ください!
その他のクラブセッティングまとめはこちらです。
目次
サカモトリョウゴルフクラブ:ユーティリティのヘッドはテーラーメイドの「レスキュー 19°」
これまたものすごい年代物のクラブです。笑
テーラーメイドのレスキューです。
これもフェアウェイウッドと同じく、親友から譲り受けたクラブで替えていません。
詳しくはこちらで説明しています。
19°ですが3番アイアンの代わりに使っていて、現役の頃は、試合のコースによってユーティリティか3番アイアンかを決めて使っていました。
ここでゴルフに詳しい方なら思うでしょう。
「ん?19°?3番アイアンの代わりに使うには、飛距離が出過ぎて合わないんじゃない?」
確かに、3番アイアンの代わりにするユーティリティは基本21°か22°のものが普通です。
ですが、実はこのユーティリティは19°を飛ばないように作っているんです。
19°の方が構えたと時の「打てそう感」が強かった
このクラブで構えた時に「おっ、なんか良いショットが打てそうだ」と思えることが多かったんです。
なので、ちょっと複雑なことをしていますが、わざと飛ばないようにバランスやシャフトの入れ方などを工夫してもらいました。
おそらくロフト角によるヘッドの座り方や、フェイスの見え方が関わってきているのでしょうが、この感覚は人によって違うので、1例だと思ってください。
打球の回転数を抑えたかった
22°も、もちろん打ったのですが、これくらいの角度になると回転数がかなり出やすく、打球が上がるように設計されています。
よって、わたしが思っている必要以上に球が上がって、いわゆる「ふけた打球」になってしまったんです。
わたしはユーティリティをティーショットにも使いたかったので、無駄に上がらず高さを抑えた打球の打てるユーティリティにしたかったんです。
そのため、こんなことを無理言ってしてもらいました。
初心者の方は、最初の内にクラブをいろいろいじるのはおすすめしません。
ミスショットがクラブのせいなのか、自分のせいなのか判断がつかなくなってしまうからです。
基本的なクラブを決めたら、とりあえずそれを無駄にいじらず使っておきましょう。
サカモトリョウゴルフクラブ:ユーティリティのシャフトは「ダイナミックゴールド X100」
これはアイアンに合わせた形になりますね。
先ほども説明しましたが「ティーショットで使うときなどの為に、打球の高さを抑えたい」
ということがあるので、いざという時に打球を抑えやすいスチールシャフトを選んでいます。
なおかつ、アイアンでもよく打球を抑えたショットを打つので、そのフィーリングを出しやすいように同じX100を選んで差しています。
まとめ:使用ゴルフクラブ・ユーティリティはレスキューにX100!
- サカモトリョウ:ユーティリティのヘッドはテーラーメイドの「レスキュー」
- サカモトリョウ:ユーティリティのシャフトは「ダイナミックゴールド X100」
このクラブはかなり古いので中古で探すしかありませんが、新しいクラブは大きく進化しているので、よほどの理由が無ければそちらを試してみてください。
しかし、どんなクラブでも「自分が使いやすいクラブが1番」なので、いろいろ試して自分に合うクラブを探してみましょう。
サカモトリョウのクラブセッティングまとめはこちらです。