ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです。
今回は女性ゴルファー最大の関門の1つである「バンカー」の解説をしていきたいと思います。
※文章の苦手な方は、こちらの動画でまとめていますのでご覧ください。
男性ももちろんですが、女性は特に「バンカーが苦手!」という方が多いです。
- バンカーは全然出ない・・・
- 何回も打って嫌になっちゃった
- どうやって打ったら良いのか分からない・・・
- でないからみんなを待たせて迷惑をかけてしまって申し訳ない・・・
このように感じている方が多いように感じます。
そこで、レッスンプロの観点から、女性でも簡単にバンカーから出るように解説していきたいと思います。
具体的には
- そもそも、なぜ女性はバンカーが苦手なのか?
- 自分のバンカー内のミスの傾向を考えてみよう
- サンドウェッジ一択ではなく、アプローチウェッジやピチングウェッジを使おう
という内容でご説明します。
この内容を把握すれば、あなたの中の「バンカーは出なくて怖いもの」という認識が劇的に変化する可能性が高いです!
ほんの5分前後で読める内容だと思いますので、ぜひご一読を!
※バンカーの基本的なコツや注意点はこちらにまとめていますので、ご覧ください。
目次
ゴルフで「なぜ女性はバンカーが苦手な傾向が強いのか」理解しよう
そもそも、なぜ女性はバンカーが苦手な方が多いのでしょうか?
それはいくつか理由があるのですが、1番簡単な理由があります。
それは「ヘッドスピードが女性の方が低いから」です。
これは身体特徴の理由からどうしようもないことで、男性の方が力が強く、体格も大きい方が多いわけですから、しょうがないことです。
具体的に言うと、ヘッドスピードが早いと、少しくらいダフってもそのヘッドスピードのおかげでなんとかバンカーの外に出るだけ勢いが発生するのです。
しかし、女性の場合はそうはいきません。
どうしても体格の劣る女性の方がヘッドスピードという面では出しづらいのです。
そのため、同じところにヘッドが入ったとしても男性はバンカーから少し出たところにいっきますが、女性の場合はバンカー内に再度落ちてしまう・・・
といった違いが出てしまうのです。
それではどうすれば良いのか?
それを具体的に説明していきたいと思います。
ゴルフラウンド中に自分のバンカー内のミスの傾向を考えてみよう
まずはバンカーで、どういうミスが自分に多いのかを把握していただきたいです。
これは全てのショットでもいえることなのですが、バンカー内では特にこの「ミスの傾向」を理解しているのといないのとでは大きな差になるのです。
- トップしてホームランになってしまうのか?
- トップして打球に高さが足りず、またバンカーに戻されているのか
- 地面が固く、ヘッドが入らずにバンスが跳ねてトップしてしまったのか?
- 完全に自分が思っていたところよりも手前にヘッドが入ってしまって、ダフってボールに勢いがなくバンカーから出なかったのか
自分のミスがどれかを理解しているだけで、非常に大きな「情報」となってあなたの技術工場に役立つので、ぜひこれらに注意してみましょう。
バンカーはサンドウェッジ一択ではなくアプローチウェッジやピチングウェッジを使おう
みなさんバンカーに入ったら「バンカーに入ったらサンドウェッジで打たないと!」と思っていませんか?
それは正解であり、場合によっては不正解でもあるんです。
なぜサンドウェッジをバンカーで使うかと言うと、簡単に説明すると「砂の中に潜りやすく、いっぱい振ってもあまり飛ばないように設計されている」からなんです。
つまり、地面の固いバンカーだと、潜りやすいクラブの特性が逆に作用して、跳ねてトップしてしまう可能性が上がる ということなんです。
さらにもともとあまりヘッドスピードが出せない人が、わざわざ飛ばないように設計されているクラブを使うことは、おかしなことだと思いませんか?
そこで、バンカー内でもサンドウェッジ一択ではなく、アプローチウェッジやピチングウェッジを使おう!というわけです。
これは本当に有効な方法で、わたしの生徒さんもこれによってバンカーに対して
- 恐怖心がなくなった!
- バンカーに入れてしまったとしても、「出るんだ!」って思えるようになった
などの声が多く上がりました。
もともとあまり力のない女性が、いつもより飛ばしやすいクラブをバンカー内で使うことにより、いつもより簡単に出すことが出来ます。
とても有効な方法ですので、ぜひ活用してみてください
せっかくいつもより飛距離を出しやすいクラブを使ったとしても、あまりにもダフってしまうと、どのクラブを使ったとしても、その性能を生かせません。
あくまでも、「バンカーを出す為の一助」に過ぎないので注意しましょう。
まとめ:バンカーはミスの原因把握と使うゴルフクラブで難易度が変わる
- そもそも「なぜ女性はバンカーが苦手な傾向が強いのか」を理解しよう
- 自分のバンカー内のミスの傾向を考えてみよう
- サンドウェッジ一択ではなく、アプローチウェッジやピチングウェッジを使おう
バンカーは基本的にはヘッドがどこから入っていくのかが重要になります。
ですが「どのクラブを使うのかをちゃんと状況に応じて考える」というのは、なかなか実践している人が少ないのが現状です。
特に女性でバンカーが苦手な方はこれを意識することにより、バンカーショットの難易度が劇的に変化する可能性を秘めているので、ぜひ試してみてください。
※バンカーショットの基本的な説明やコツ・注意点はこちらにまとめています。
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