ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです
※文章が苦手な方の為はこちらの動画にまとめています。
ゴルフは仕事で使う方や、上司とラウンドされる方が非常に多いスポーツです。
取引先の相手や接待、中にはそこで仕事を取ってくるなんて人も多いはずです。
そこにチャンスが多く隠れていたりするのですが、それをうまく生かせているでしょうか?
初心者や上司とのゴルフに慣れていない方は
- 上司とラウンドだけどすごく不安だな・・・
- なにか失礼があったらどうしよう・・・
- なにを、どれくらい気をつければ良いのか・・・
- いつも仲間内でラウンドしている時と何を変えれば大丈夫なんだろう
などと、身分や年齢が上の方たちとのラウンドに抵抗を覚えている人も少なくないことでしょう。
ゴルフはとても性格の出るスポーツとして有名です。
そのことを目上の方たちはとても良く知っているので、あえて部下をゴルフに誘っていたりすることもあるのです。
ゴルフが自分の評価に影響されるなんて嫌な方も多いでしょう・・・
そこで、
レッスンプロとして、数々の社長や偉い方、目上の方たちとラウンドしてきた私が!
絶対にやるべき!また、やってはいけない上司や目上の方とのゴルフラウンド方法
を解説していきます。
ゴルフが評価に影響されることがあるというなら、そこを逆に利用してしまいましょう!
別に「良いショットを打て!」とか「いいスコアでラウンドしてこい!」と言われているわけではないんです。
あくまでこの普段と違う環境と状況で、その人間性や適応力を計ろうとしているわけです。
コツや対応さえしっかりと覚えておけば、ゴルフのプレー自体はまったく問題ない上に、
- 自分も一緒に楽しめるようになる
- 上司に好印象を与える
ことさえ出来るので、ぜひ活用してみてください!
合わせて読みたい、初心者の為のゴルフ講座のまとめはこちらです。
目次
ゴルフの最低限のマナーとルールは学んでおこう
これは当たり前のことなのですが、最低限のルールとマナーは絶対の必需品です。
ゴルフを円滑にプレーできるように学んでおきましょう。
ルールとマナーについての詳しい説明はこちら。
最低限のルールとマナーだけ覚えておけばほとんどのケースで問題は無いでしょうが、それでも分からないことはラウンド中に出てくるはずです。
上司でゴルフに慣れている方なら、尋ねれば必ず答えてくれるはずです。
むしろ、頼りにされて嬉しいと感じる上司たちも多いはずです。
素直に聞いて、しっかりと元気よくお礼を言いましょう。
ゴルフラウンド中は絶対禁止!!スロープレー!
上司や目上の方とラウンドする上で、絶対に絶対に!やってはいけないことの断然トップがこの「スロープレー」です。
目上の方たちが一緒でなくてもやってはいけないことですが、これを上司のいる時にしてしまうのは正直言って最悪です。
このスロープレー、つまり自分の為に待たせてしまっている。
上司達の時間を奪ってしまっている行為は絶対にあってはならないことです。
これだけはなにがあろうと厳守してください!!!
逆にこのスロープレーがまったくない。
つまりプレーや進行が速い、モタモタしていないというだけで非常に好印象を与えることが出来ます!
目上の方たちとラウンドする上での絶対条件だと思って心と体に叩き込んでください。
そしてこの速いプレースタイルにさえなじんでしまえば、自分のゴルフ人生においてとても素晴らしい財産となります。
スロープレイヤーが好きなゴルファーはほぼ皆無に等しいです。
自分がそちら側の人間にならないようにしましょう。
中には上司や社長たちの中で「スロープレー」な人たちも稀にいます。
レッスンプロとしてはあまり言いたくないことなのですが、これはゴルファーとしてはとても残念なことで本来なら注意すべきことですが、ここはグッとこらえましょう。
逆に急かすとマイナスのイメージを与えてしまいます。
相手のペースに、そっと寄り添うのが1番でしょう。
スローペース防止の具体的な方法まとめはこちら。
ゴルフラウンド中も礼節を心がける
こんなこと当たり前だと思いますよね?
ですがこういった特殊な状況だと、意外にこういった当たり前のことがぶれたりするんです。
基本に戻るつもりで、上司や目上の方への言葉遣いや態度を見直してみましょう。
意外と気が緩んで言葉が荒くなったり、尊敬語、謙譲語がぶれたりする人が多いです。
最低限の礼節をゴルフのマナーとルールに適応させてみるのがおすすめです。
相手に
と思わせるのが1番効果的です
グリーンでみんながカップインした後に、最後にピンをカップに入れる役は1番目下の立場の人間がすると良いでしょう。
本来は1番最初にカップインした人がピンを持って、最後カップにピンを刺すのがマナーですが、そこを代わりましょう。
例えば、上司が最初にカップインして、マナー通り抜いておいてあったピンを拾い持っていたとします。
そういった場合、その後自分がカップインしたら上司のところへ行き「代わります」といってピンを預かりましょう。
そうして自分が最終的にピンを刺すことにより、与える印象はまったく違います。
ゴルフの世界では当たり前の目上の方に対するマナーなので覚えておきましょう。
- ピンを上司に持たせたまま何も聞かないでいる。
- ホールアウト後、何も言わず自分のスコアを書いている。
- 自分のクラブしか拾わない。
- 上司のパットを見ていない。
この悪い例は絶対にしないようにしましょう。
特に上司のパットはちゃんと見てリアクションをしよう
特にパットはちゃんと見てあげて、そのパットが入っても入らなくてもちゃんとリアクションしてあげましょう。
そのパットが入らなければ、
- 惜しいですね〜
- あまり切れなかったですね
うまく入ったなら
- ナイスイン!
- ナイスパット!
などなど。
なんでもいいんです。
接待のようで身も蓋もないと思うかもしれませんが、「一緒にゴルフを楽しんでいる」という雰囲気を出してあげるのがとても大切です。
ここでは「上司」というだけでなく「一緒にゴルフというスポーツを楽しんでいる仲間」というニュアンスも少し混ぜて上げることにより、親密性が高まります。
ピンを持つことを断られたなら、そこで無理に奪うのは逆に良くないです。
なので、他のカップインしていないプレーヤーの、今使っていない地面に置いてあるクラブを拾って上げましょう。
そのことにより、他のことにも気が利いているようにも見えます。
さらに、その後カップインした人がわざわざクラブを拾う必要も無いので、スロープレー防止にもなるんです。
非常にウマい、一石二鳥のことなのでぜひやってみましょう。
ゴルフ中のお酒は上司に合わせて飲む。苦手ならやんわり断ろう
ゴルフはお酒を飲みながら出来るものすごく珍しいスポーツです。
上司の方たちもお酒をたしなむ方も多いでしょう。
ここで部下の人たちは迷うかもしれませんが、もし勧められて自分もお酒が好きならぜひ一緒に飲みましょう。
上司や社長業の方々は、お酒を一緒に飲める人たちを気に入る傾向が強いです。
もちろん飲み過ぎはNGですが、おつきあい程度はおすすめなので遠慮せずにお酒を一緒に楽しみましょう。
もちろんお酒が苦手な人が無理に飲む必要はまったくありません。
最近ではアルハラ(アルコールハラスメント)という言葉も問題視されています。
常識的な上司ならそういったことをちゃんと理解しているはずなので、やんわりとお断りしましょう。
ゴルフは車で行くことがほとんどであるスポーツです。
他人の運転や、バス・電車で来ている場合は良いですが、自分の運転で来ている場合はお酒は絶対に止めておきましょう。
自分だけでなく、その日一緒にラウンドした人たちにも迷惑をかけてしまいます。
まとめ:目上の方に気を使えるゴルフプレーヤーになろう
- 最低限のマナーとルールは学んでおこう
- 絶対禁止!!スロープレー!
- 礼節を心がける
- お酒は上司に合わせて飲む。苦手ならやんわり断ろう
目上のかたとラウンドするのは非常に緊張することだと思います。
「下手なことをしたらどうしよう……」
「迷惑をかけたら……」
そんな不安は冒頭の通り拭えないでしょう。
ですが、
こんなに頑張っているところを上司に間近で、長時間見てもらえる機会なんてそうそうありません!
これを、上司に認めてもらえるチャンスととらえましょう。
【奥義】接待ゴルフで絶対に好印象になる方法!
これでも不安な方がいたら、私のゴルフにさんざん関わってきた身として「間違いない」と確信できる奥義を授けましょう。
【とにかくクラブを数本持って走れ!】
これだけ肝に銘じてやっておけば、悪い印象をもたれることはまず無いと思って間違いないでしょう。
むしろ、好印象を与える可能性の方が遥かに多いです。
迷ったり、訳が分からなくなったらこれだけは絶対に覚えておきましょう。
合わせて読みたい、初心者の為のゴルフ講座のまとめはこちらです。
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