ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです。
今回はゴルフ超初心者の方向けのアプローチの基礎を説明する記事となっています。
※文章が苦手な方はこちらの動画に内容の一部をまとめていますのでご覧ください。
アプローチに対して慣れていない人は、
- アプローチってどうやって打てば良いのか分からない
- せっかく近くまできたのに、チャックりしてしまう
- 苦手意識があってトップしてしまう
- どのクラブを使えば良いのか分からない
- 全然ピン周りに寄らない……
と、いうように思うでしょう。
そこで、現役ゴルフレッスンプロの私がこれらの疑問を解消したいと思います。
具体的には
- アプローチはグリーン周りからピンに寄せるショット
- アプローチはサンドウェッジかアプローチウェッジがおすすめ
- アプローチの基本は転がす「ランニングアプローチ」
の順番で説明していきます。
5分くらいで読める内容ですし、アプローチの基本について理解が深まる可能性が高いので、ぜひご一読ください!
超初心者はどういった気持ちでアプローチを打てばいいのか、こちらで解説しています。
目次
アプローチはグリーン周りからピンに寄せるゴルフショット
アプローチとは、基本的にグリーン周りからピンに寄せる為に打つショットのことです。
初心者が「パー」や「ボギー」のようなスコアにまとめるには、このアプローチが必須と言ってもいいでしょう。
本来このアプローチショットは、色々なライやグリーン状況でショットの内容や計算を変化させなければいけないショットです。
- キャリー(打ってから落ちるまでの距離)とラン(落ちてから転がって止まるまでの距離)の計算
- スピン量(回転数)
- 打球の高さ
- 打球のスピード
- コンパクション(グリーンの固さ)への対応
など、ゴルフのショットの中でも非常に奥の深い分野です。
しかし、初心者に「いろいろな種類のアプローチを覚えよう!」というのは、正直現実的ではありません。
初心者の段階であるならば「こういう奥の深い分野なんだ」という認識だけ覚えておきましょう。
ゴルフを続けていけば必ずアプローチの種類は増え、上達していくでしょう。
ゴルフラウンドでアプローチするのはサンド・アプローチウェッジがおすすめ
アプローチは基本的に
- ピッチングウェッジ
- アプローチウェッジ
- サンドウェッジ
のどれかを使ってショットすることが多いです。
そこで私のおすすめは「アプローチウェッジかサンドウェッジ」の二本です。
理由を分けて説明していきましょう。
アプローチウェッジは高さと転がりがちょうどいい
アプローチウェッジは、ピッチングウェッジとサンドウェッジの中間のクラブです。
そのため
- ピッチングウェッジより打球が上がりやすく、サンドウェッジより上がりづらい
- ピッチングウェッジより転がりづらく、サンドウェッジより転がりやすい
という性質になります。
なので、アプローチの基本とするにはちょうどいいクラブと言えるでしょう。
サンドウェッジの利点を活かして慣れよう
サンドウェッジを使うメリットは多数あるのですが、初心者に特化した利点を2つ紹介します。
自然と高さが出る
サンドウェッジはゴルフクラブの中で1番飛びづらく、上がりやすい打球が出やすいクラブです。
そのため、自然と止まりやすい打球が打ちやすいのです。
後述しますが、初心者の内は転がすランニングアプローチが基本となります。
そのため、あまり転がしたくない状況になったら、クラブに自然と止めてもらう方法を取りましょう。
バンカーで使うクラブに慣れておこう
私が実際にレッスンをしていて思うことが
「サンドウェッジに慣れて欲しい」
ということです。
サンドウェッジはバンカーに入った時にだけ使うクラブだと思っていると、どうしてもサンドウェッジ自体に苦手意識が芽生える方が多いのです。
サンドウェッジは自分を助けてくれる簡単なクラブだと思う為にも、普段から使っておいて損は無いでしょう。
ゴルフにおいてアプローチの基本は転がす「ランニングアプローチ」
アプローチの基本は間違いなく転がして寄せること。
これを「ランニングアプローチ」と言います。
このランニングアプローチを覚えるだけで、ゴルフが非常に楽になります。
もしあなたがプロになったとしても必ず使っていくアプローチなので、最初の段階でしっかりと基本を身に付けましょう!
基本的な打ち方も紹介しておきます。
ランニングアプローチの打ち方:体重を左足に乗せ、球を右めにセット
まず、アドレスの時点で左足にしっかりと体重を乗せ、ボールを右めにセットすることが大事になります。
配分としては距離にもよりますが、50ヤード以内なら基本7割以上は左足に体重をかけ、ボールはいつもよりボール2〜3個分右にセットしましょう。
これにより、クラブのボールに対する入射角が変わりボールの初弾道がかなり低く出ます。
左足に体重を乗せている状態から、バックスイングの時に普通のショットのように右足に体重移動をしすぎないように気を付けましょう。
右に大きく体重移動してしまうと、インパクトをしやすいようにと最初に体重を左に乗せている意味が無くなってしまいます。
かといって無理矢理右に行かないように固めるのもおかしいので、自然に少し右に移動する程度の体重移動で十分です。
まとめ:アプローチはゴルフのスコアを作る重要な項目の1つ!しっかり基本を身につけよう!
- アプローチはグリーン周りからピンに寄せるショット
- アプローチはサンドウェッジかアプローチウェッジがおすすめ
- アプローチの基本は転がす「ランニングアプローチ」
アプローチの基本はウェッジを使って寄せることと、ランニングアプローチを基礎として覚えることです。
この2つだけをしっかりと認識して練習すれば問題無いでしょう。
基礎があれば、上達するにつれて応用のアプローチも身に付いていきます。
まずは基本を磨くことに専念しましょう!
超初心者はどういった気持ちでアプローチを打てばいいのか、こちらで解説しています。
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