ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです。
今回は【松山英樹選手の凄さとは!?現役ゴルフレッスンプロが具体的に徹底解説!】という内容の記事となっております。
松山選手と聞いて一般的なゴルファーは
- とにかく凄い選手
- 凄く飛ぶ!
- 成績が凄い!
など、具体的な説明はなかなか出てこないでしょう。
そこで、現役ゴルフレッスンプロの私が松山選手の凄さについて説明いたします!
3分くらいで読める内容ですし、松山選手の凄いところが具体的に理解出来る可能性が高いので、ぜひご一読ください。
目次
プロゴルファー:松山英樹の凄いポイント具体的説明
米国で絶賛される“絞り過ぎない右脇” 至高のスイング【松山英樹】 https://t.co/QP7se6UZ54 #GDOニュース #ゴルフ
— GDOニュース (@GDO_news) February 9, 2017
松山選手の凄さはどこにあるのか?皆さん、具体的なことはなかなか分からないでしょう。
「全部凄い!」
うん。全くその通り。笑
ですが、もう少し具体的にレッスンプロの観点から凄いポイントをご説明しますので、松山選手をテレビで見かけた時の参考にしてみてください。
体が強い
最初にスイングの土台となり、それを支えるからだについて。
松山選手は非常に骨格が良く、体がしっかりしています。
少し具体的に言うと、背骨のS字がしっかり湾曲していて、背骨の隙間が広くなるので回転や移動がしやすい。
という特徴を持っている訳ですね。
あの強いスイングをこなせるのも納得と言う訳です。
スイングが効率的・合理的
次にスイングについての核心。
非常に効率的・合理的な動きを習得しています。
ゆっくりとしたバックスイングに、ボールに対してヘッドが直線的に向かっていくようなイメージ。
スイング中のリズムが変わらず、手先に頼らずに振れて全身の力をボールに集約出来るスイング!
さらに、昔は腰の回転スイングでしたが、
「これではアメリカで戦えない!」
と分かったのでしょう。
地面反力系の力の出し方に変更しました。
この動きにしっかりとシフトチェンジ出来たことが本当に凄いことです!
プロがスイングを変えるのは並大抵の違和感では無いですし、スイング改造に数年かかることも十分あり得るものです。
それを、しっかりとアメリカで戦えるように自分の「力の出し方」を変えてきたのは非常に素晴らしい!
なかなかアマチュアの皆さんには伝わらないことですが、かなりの苦労をしたと思います。
これで一生戻れないプロも山のようにいますからね……
タイガー・ウッズの元コーチ
「クリスコモ」さんがバイオメカリズムの観点から、地面反力の重要性を解説してくれています。
引用元:教え方が大きく変化しつつある!? タイガーを復活させたクリス・コモが語るゴルフレッスンの「パラダイムシフト」
【地面反力を勝手に覚えられる練習器具がこちら】
圧倒的な飛距離
めちゃめちゃ飛びます!
軽く300ヤードをキャリーで打ってくるあのパワーとスイング。
なによりも凄いと思うのが、松山選手のスイングはどちらかというと安定感を重視したスイングです。
先述通り松山選手のスイングを見たことがある人なら分かると思いますが、バックスイングから切り返しにかけてかなりゆっくりと上げていきます。
飛距離を求めるなら、バックスイングも速めた方が基本的にはスイングスピードも上がる方が多いです。
逆にしっかりと安定した動きをしたいなら、ゆっくりめのバックスイングがおすすめ。
松山選手は完全に後者の動きをする選手。
あれほどのゆっくりとバックスイングをする動きであれだけの飛距離を出してくる……
本当に凄いです。
アイアンの精度
松山選手と言えばアイアンショット!
と言えるほどに世界でも有数なアイアンショットの持ち主。
本当に綺麗なダウンブローの入射角。
ピンの近くにデッドで落としてくることが出来ます。
アプローチの距離感
世界レベルの選手にみな言えることですが、アプローチの距離感が尋常じゃない!
ってテレビで思ってしまうぐらいピンポイントに寄りますよね?笑
しかも、テレビでは実際の傾斜よりもなだらかに見えるものです。
ですから、実際の傾斜はかなりの傾きであることが多い。
世界有数のタフなコースセッティングで試合をこなしている松山選手が直面している傾斜は、私たちが想像するよりも遥かに凄いものでしょう。
その中であのアプローチ距離感……
凄過ぎです。
プロゴルファー:松山英樹選手の弱点!?
松山選手の弱点はなにか?
これまで言った通り、松山選手は非常に高バランスで穴の無い選手。
しかし、唯一パッティングの部分にのみポイントがあるのです。
松山選手はもともとパッティングも素晴らしく上手いです。
しかし、
- アメリカツアーのタフなピンポジション
- 芝の多様さ
このような厳しい条件かになると、どうしても少しだけ世界のトップレベルと見比べると見劣りする面は否めないのです。
世界レベルで戦うには、こんな少しの穴も防いでいかなければいけないのでしょうね……
この点さえ向上すれば、メジャー制覇も目の前です!
松山選手はほとんど隙のない一流ゴルファー!
松山選手は非常に隙の少ない高バランスのゴルファーです。
日本人初のメジャー制覇も十分可能性を秘めていると言えるでしょう!
その具体的なポイントを、レッスンプロの観点から紹介したので、勉強して友人や一緒にゴルフをしている人に自慢してみよう!
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