ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです。
@sakamotoryogolf
今回は、
というお悩みの方の為の記事となっております。
※文章が苦手な方はこちらの動画に内容の位置簿を乗せていますのでご覧ください。
スライスが悩みのゴルファーの方は非常に多く、どうしても改善しない人も多いでしょう。
そうすると、「ドライバーを変えればスライスしなくなるかも!?」という思考になりますよね?
しかし、ドライバーは多くのメーカーが色々なニーズに合わせたドライバーを設計し、販売しているのでどれがスライスに対して効果的か自分では分からないことでしょう。
そこで、現役でゴルフレッスンプロをしている私が「スライスしないドライバーの条件」を具体的にご説明いたします。
数分で簡単に読める内容ですし、スライスしないドライバーの条件について理解出来る可能性が高いので、ぜひご一読ください!
目次
スライスしないドライバーの条件を覚えよう!

では、スライスしないドライバーの条件とはどういったものか?
スライスとは、
- インパクトの時にフェースが開いてスライス回転がかかる
- アウトサイドイン軌道になってスライス回転がかかる
の要因が非常に大きいです。
なので、この2つが起こりづらいドライバーであればいいわけですね。
なので、
- 出来る限りフックフェース(最初からフェース面が左に向いているもの)
- フェースが返しやすいヘッド形状のもの(重心距離が短い)
- ヒール寄りに重心があるもの
- 慣性モーメントが高い(直進性が高い)
- ミスヒットしたときのサイドスピンがかかりづらいもの
- ロフトが立っていないもの
などが、スライスしづらいドライバーと言えるでしょう。
それぞれ詳しく説明していきましょう。
①出来る限りフックフェース(最初からフェース面が左に向いているもの)
これは簡単ですね。「出来る限りフックフェース(最初からフェース面が左に向いているもの)」方がスライスはしづらいです。
ショットとは、「振った方向に飛び出し、インパクトのフェースの向きに回転がかかる」というのが通常です。
なので、最初からフェースが左に向いている方がスライス回転しづらいという訳ですね。

②フェースが返しやすいヘッド形状のもの(重心距離が短い)
次に、「フェースが返しやすいヘッド形状のもの(重心距離が短い)」という物がスライスしづらいと言えるでしょう。
基本的にクラブは、ショット時にフェース面を開閉しながら動いています。
なので、卓球のラケットのようにフェース面をしっかり返せるものの方がスライスを防ぎやすいと言えるのです。
(記事作成中)
③ヒール寄りに重心があるもの
3つ目は「ヒール寄りに重心があるもの」が良いでしょう。
ヒール寄りに重心があれば、軽い方のトゥ側が先に回転するので自然とフェースが帰り者酸くなり、インパクトで開いて当たりにくくなります。
鉛を貼ったりするのも、この意味合いの理由が大きいですね。
④慣性モーメントが高い(直進性が高い)
4つ目に「慣性モーメントが高い(直進性が高い)」というものがあります。
簡単に言うと、「直進性が高く・真っすぐ飛びやすい」ということですね。
各メーカー、必死にこの慣性モーメントを高めるクラブを開発しようと躍起になっているイメージが強いです。
出来るだけ慣性モーメントが高いものを選びましょう。



⑤ミスヒットしたときのサイドスピンがかかりづらいもの
5つ目は「ミスヒットしたときのサイドスピンがかかりづらいもの」。
基本的にショットが曲がるときというのは、ミスショットしたときが多いです。
ミスショットすると芯以外の箇所に当たってインパクトすることが多いので、どうしてもサイドスピンが大きくかかり左右へ曲がってしまうという訳ですね。
なので、芯を外した時に出来る限りサイドスピンがかかりづらいドライバーを選んであげることで、スライスを軽減することが出来ます。
初心者用に多いクラブ性質ですが、スライスが気になる人は中級者以上の方でも進んでチェックしてみましょう!
⑥ロフトが立っていないもの
6つ目は「ロフトが立っていないものを選ぶ」ということです。
あまり知られていませんが、基本的にロフトが立っているものほど打球を捉えづらいんです。
なので、スライスが強く悩んでいる人は、9°より10°・10°より11°と、ロフト角は出来るだけ寝ているものを選んでみましょう!
スライスしづらいドライバー条件:まとめ
- 出来る限りフックフェース(最初からフェース面が左に向いているもの)
- フェースが返しやすいヘッド形状のもの
- ヒール寄りに重心があるもの
- 慣性モーメントが高い(直進性が高い)
- ミスヒットしたときのサイドスピンがかかりづらいもの
- ロフトが立っていないもの
いかがだったでしょうか?
スライスとはしっかりと理由があってしているものです。
なので、その理由を理解し対策することによって、スライスは必ず少なくなって行きます。
その理由を理解し、それに適応したドライバーで今までに無いストレート軌道のビッグドライブを実現しましょう!