今回は「アドレス」についての教えていきたいと思います。
ゴルフにおいてアドレスは1番最初に覚える所の1つで、簡単に言うと「構え方」のことです。
アドレスをただの「立ち方」だと思ってないがしろにしておくと、後で修正するのに大変になってしまいます。
アドレスはゴルフで非常に重要な項目の1つなので、最初のうちにしっかりと覚えていきましょう!
アドレスと同じくらい大切なグリップの詳しい説明はこちら。
目次
スイングする前のアドレスを取るのにおすすめの手順:3ステップ
まずは、アドレスをどうやって取ればいいのか分からない方へ、3つの手順で説明していきます。
- クラブのヘッドをを地面につける(ソールする)
- 足の位置・足幅を決める(スタンス)
- 姿勢をただす(前傾を合わせる)
この3つの手順でアドレスが取れます。
アドレスの取り方①:ヘッドを置く(ソールする)
まずヘッドを置くこと、つまりソールすることからをおすすめしています。
ゴルフは、全て長さが違うクラブを14本使用するスポーツです。
そのため、自分とクラブとの距離感がズレやすい特徴があります。
ヘッドを最初に置くことで、自分とクラブとの距離感や目標に対するターゲットを取りやすくなります。
ゴルフのアドレスは、目標に対して狙っている箇所へ構えられないといけません。
このアドレスに対する1ステップはとても大事なのでレッスンプロとしてとてもおすすめです。
この「ソール」をすることによって、「アドレスを取った」と定義されることになるので、その後にボールが何かしらの原因で動いたケースがあったとします。
その場合ペナルティーが科される可能性があるので気をつけましょう。
ただし、競技でも無い限りはあまり厳しくは処置されないことが多いので、初心者の方はあまり気にせずに一緒にラウンドしてる方にどうすればいいか聞きましょう。
アドレスの取り方②:足の位置・足幅を決める(スタンス)
次に足の位置と足幅を決めます。
これにはいろいろな意見があって
- 短いクラブは足幅を狭めにする
- 長いクラブは足幅を広めにする
というのが一般的であるのですが、
初心者の内は、そこまで意識する必要は無いと思います。
基本ショットの時は肩幅かそれより少し狭めで統一して、慣れてきたら自分なりに調節してあげればいいでしょう。
よほど狭い、よほど広いという極端な足幅でないなら、自分の立ちやすい、振りやすい足幅でいいのです。
自分のスタイルを確立していきましょう。
※アプローチに限っては少し事情が異なります。詳しくはこちらをご覧ください。
足の位置はソールを置いた時点で決まっています。
基本的に体(お腹)とグリップの1番手前(グリップエンド)の間は、拳2〜3個分が適正とされています。
よって、先にクラブのソールを合わせている時点で体と足の位置はだいたい決まってしまうんです。
ソールから先にアドレスを取りたくないと言う方は、先ほどの「体(お腹)とグリップの1番手前(グリップエンド)の間は、拳2〜3個分」というのを参考に決めてみてください。
アドレスの取り方③:姿勢を正す
アドレスでの姿勢の取り方は、「前傾」というゴルフ独特の姿勢が入るので、ここがゴルフの難しい所でもあります。
しかし、今回の流れで言うと既にクラブと足の位置をセットしているので、ここで姿勢のセットは完了していると言っていいでしょう
クラブをセットして拳2〜3個分グリップエンドから離れていれば、直立の状態では届きません。
その時点で届くまで前傾すればいいだけです。
ゴルフにおけるこの「前傾」は
- 短いクラブほど前傾が深くなり
- 長いクラブほど前傾が浅くなる
というのが普通なのですが、初心者の方はあまり気にしなくていいです。
グリップエンドとの距離感を合わせておけば、クラブ自体が短くなっている分、勝手に前傾は深くなります。
まとめ:ゴルフショットのアドレスは3項目で作ろう
- ヘッドを置く(ソールする)
- 足の位置・足幅を決める(スタンス)
- 姿勢をただす
この3つの手順を守るだけでアドレスの構え方は出来ます。
ですが、これらはあくまで「目安」であり、もし自分のやり易いアドレスの手順があるなら無理に合わせる必要はありません。
- 足幅・位置
- ヘッドの置き方
- 前傾姿勢の深さ
全て個人差があるので、自分流の「アドレス」を作り上げるのが1番だと、わたしは確信しています。
全ての人が違う筋肉と、骨格と、細胞をしています。
基本だけを学び「自分の色」を見つけていってください。
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