ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです。
今回は【雨の日にラウンドする際の注意点・コツを徹底紹介!】という内容の記事となっております。
一般的に雨の日のラウンドをする時は、
- 雨の日ってスコアが悪くなることが多い
- グリップが濡れると何がいけないの?
- 具体的な対策方法ってあるのかな?
などと思う方が多いことでしょう。
そこで、現役ゴルフレッスンプロの私が雨の日にすべき具体的な対策方法をご紹介します。
3分くらいで簡単に読める内容ですし、雨の日にラウンドする時に楽になる可能性が高いので、ぜひご一読ください。
目次
雨の日のゴルフラウンドでしておくべき対策方法紹介
雨の日ラウンドの対策は数多くありますが、私が現役の頃からしているおすすめの方法をご紹介しましょう!
まずはグリップを濡らさないこと
最初は基本!グリップを濡らさないことを大前提に気をつけましょう!
これは「スイング中にグリップが滑らないようにするため」です。
1度グリップが滑ると、次からのショットで手に不自然な力が入ってしまうので注意!
地味に聞こえますがかなり重要なのでぜひ覚えておきましょう。
グローブは複数用意する
グローブが濡れてしまうと、結果握っているグローブも濡れてしまいます。
なので、グローブが濡れてしまったらすぐに取り替えられるように複数のグローブを用意しておきましょう!
雨の程度にもよりますが、3〜5枚あれば安心ですね。
雨対策するのであれば、しっかりと全天候型のグローブを選んで買いましょう。
雨の日に滑りやすいグローブをありますから。
体(特に頭)を濡らさないこと
グリップより後の所がゴルフの面白いところ。笑
身体が濡れるとどうしても動きが悪くなり、パフォーマンスが下がる傾向が強いので気をつけましょう。
特に大事なのは頭!必ず帽子(出来ればレインハット)を被ることをおすすめします。
雨が目に入ってしまい、スイングに影響を与えてしまう可能性が高いですからね。
レインウェアは下だけ着る?
そんなことを考えたことありませんか?
確かに、レインウェアは身体を守る為に素材などが限られてくるため、動きづらくなることも多いです。
なので、「下だけレインウェアは履くけど、上着は着ない」というプロも結構います。
もし上が濡れてもそこまで気にしないというなら、下だけ履くのもありですよ?
レインウェアを途中から着る場合は注意!
ラウンド途中から雨が降って来た場合、皆さん慌ててレインウェアを羽織るでしょう。
しかし、最初からならともかく途中からレインウェアを着ると身体の動き易さが全く変わってくるので、スイングに大きな影響を与えてしまいます。
もし着る場合は
と、想定してゴルフをしましょう。
次に、これらの対策を助ける具体的なおすすめグッズを紹介していきましょう!
雨の日ゴルフラウンドにおすすめグッズ紹介!
雨の日ゴルフにおすすめのグッズを紹介していきます!
大きい傘(UVカット機能付き日傘兼用)
このように、夏場に日傘としても使える日差しのUVカット機能も付いていて、出来るだけ大きいものが非常におすすめです。
ゴルフ場のカートに付いている傘は小さいので、濡れてしまう可能性が高いですから。
中の骨組みの中にタオルを一枚絡めておくと、グリップや手をすぐに拭けるのでおすすめです。よくプロがやっているヤツですね。
レインウェア
基本のレインウェアしっかりとしたゴルフメーカーの物を用意することをおすすめします。
レインウェアはしっかりとしたものを買っておかないと、すぐに撥水機能が低下して中が滲んでしまう可能性が高いです。
そしてレインウェアは地味な色合いの物が多いので、このアディダスのようなおしゃれなレインウェアもおすすめですね。
周りよりも格好良く映ることでしょう。
レインハット
前述でも説明しましたが、雨の日専用のレインハットがあるとかなり便利です。
ハットタイプなら髪の毛や襟が濡れにくく出来るので、女性にもおすすめですね。
アディダスはおしゃれなデザインや値段のバランスが良い商品が多いので、個人的におすすめなメーカーです。
雨の日に強いグローブ
雨の日には全天候型の雨に対応したグローブを用意しておきましょう。
普通の日にも使えますし、このように少しリーズナブルの物で良いので複数用意しておくことが非常に重要です。
どうしても濡れて交換することが必要になっていますから。
しっかりとしたグローブなら私が使っているこちらがおすすめ。
フィット感が素晴らしいので気に入っています。
キッチンペーパー
「えっ?キッチンペーパー!?」
そんな声が聞こえてきますね。笑
正真正銘普通のキッチンペーパーです。
こういった普通のやつです。
実は、グリップが濡れてしまった時にキッチンペーパーで拭くといい具合に水気を吸ってくれるんです。
私も以前からずっとしている雨対策なので、ぜひお試しください。
撥水スプレー
もし、お持ちのレインウェアが染みるようになって来たら早めに撥水スプレーをかけて上げましょう。
このように、リーズナブルな物でも撥水機能がだいぶ回復します。
逆に、撥水スプレーをかけても中に雨が滲むようならそのレインウェアは寿命だと思いましょう。

最後に雨の日ゴルフのスイング・戦略注意点紹介
実際に雨の日に出来る対策・準備が出来たら、次はラウン中にスイングや戦略での注意点とコツを伝授しましょう!
飛距離が出づらいことを理解してクラブを選ぼう
ティーショット
ティーショットは確実に飛距離が落ちるでしょう。
なぜなら、完全にランが減るからです。
長く続いた雨の中ならほとんどランが0になることも多いです。
なので、ティーショットの飛距離はキャリーで全て計算しましょう。
セカンドショット
基本的に雨の中でゴルフをすると、動きやスイングが制限されるので飛距離が出づらくなることが多いです。
なので、「セカンドは1〜2番手上げる」ことをおすすめします。
そうすると大きな番手で振っているので無理矢理の強振も避けることが出来ますからね。
ショットはダフりに注意
長く雨が続くと下の芝が雨を含んで柔らかくなります。
なので、ダフるとクラブの勢いがほとんど吸収されて飛距離を大きくロスしてしまうでしょう。
特にアイアンショットは、ダフるミスをいつもよりさらに気をつけてショットすることをおすすめします。
雨フライヤーに気をつけよう
ヘッドスピードが強い方は「雨フライヤー」に気をつけましょう。
芝のフライヤーと同じで芝に不規則な回転がかかってしまい、主にアイアンで異常に飛距離が出てしまうことがあります。
自分が雨の中で変に飛び過ぎた記憶がある人は、十分に注意しましょう。
ショートゲームの距離感に注意
雨の日に特に影響を及ぼすのがパッティング・アプローチのショートゲームです。
パッティングは雨の状況で転がりが変わってきてしまいますし、アプローチはファーストバウンドのくわれ方が大きく変わってきます。
なので、アプローチはいつもより転がすことを優先することも考えて良いでしょう。
まとめ:
雨の日にゴルフをするのはプロでもなければキャンセルする人も多いはずです。
しかし、
- コンペで休めない
- 他の人がやる気満々だから1人断れない
そのような方も多いでしょう。
そんなとき、出来るだけ雨のゴルフ用に対策やグッズを用意しておくことで、本当に楽にラウンド出来るようになります。
折角ゴルフラウンドにいくので、自分も楽しめるように準備していきましょう!
その他ご質問ございましたら、お気軽にLINEご登録いただけますと幸いです。
