ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです。
(@sakamotoryogolf)
今回の記事は【2019年の石川遼使用クラブは!?その内容を徹底解析!】という内容の記事となっております。
石川遼プロのWhat's in the Bag!
今年の開幕戦は、このセッティングで戦います!
*2019年1月16日時点。セッティングは、試合や状況によって変更となる場合がございます。 pic.twitter.com/kzJJ1oc2P6— callaway_jptour (@callaway_jptour) January 16, 2019
石川遼と言えば元祖天才ゴルファー!しかし最近は調子の悪さが続いています……
しかし、元々のポテンシャルは凄まじいものがあるので、必ず復活してくれるとイチゴルフファンとして願っています。
その復活を支える2019年版のクラブセッティングを、レッスンプロの観点から説明・紹介いたします。
5分くらいで読める内容ですし、石川遼がどういう理由でクラブをセッティングしているか理解出来る可能性が高いので、ぜひご一読ください。
目次
2019年版:石川遼クラブセッティング紹介
2019年の石川遼選手クラブセッティングは
番手 | メーカー | クラブ名 |
ドライバー | キャロウェイ | エピックフラッシュサブゼロ |
スプーン(14°) | キャロウェイ | XR 16 フェアウェイウッド |
ユーティリティ | キャロウェイ | X フォージド UT 3番 |
アイアン(3・5〜Pw) | キャロウェイ | Steelhead XR PRO アイアンI#3 APEXMBアイアン |
ウェッジ(50°58°) | キャロウェイ | エックスフォージド ウェッジ |
パター | オデッセイ | トゥーロンプロトタイプ プロトタイプ♯9 |
という内容になっています。それぞれ具体的に説明していきましょう。
※クラブセッティングは
- 季節
- コース
- フィーリング
などによって変更するプロが多いです。ご注意ください。
ドライバー:キャロウェイのエピックフラッシュサブゼロ
AIにフェイス設計を任せたことで注目を浴びたキャロウェイの「エピックフラッシュシリーズ」
石川選手はその中の少し難易度の高いアスリートモデルのサブゼロを使っています。
最近の不調の原因となっているドライバーショット。
- ショットのタイミングが全く合っていない
- チーピンやプッシュアウトが出る
このような状態が続いていました。
どうかこのクラブでドライバー不調を払拭して欲しいものです。
フェアウェイウッド:キャロウェイ XR16
こちらは2016年モデルで、少し古いタイプを使用していますね。
最新のクラブを使わずに、こちらを使っている意味がもちろんあるのでしょう。
このクラブの特徴は「球を拾いやすくて優しい」ということ。
やはりウッド系の不調が原因なのでしょうか……
【キャロウェイ最新のFWはこちら】
ユーティリティ:X-FORGED UTアイアン
アイアン型のユーティリティを使用していますね。
これもウッド系の不調から来るものでしょうか……
明らかにアイアン寄りのセッティングにどうしてもそう勘ぐってしまいますね。
ただし、彼の場合このアイアン型ユーティリティでも230〜250ヤード飛ぶでしょう。
ウッドを十分まかなえる凄い飛距離ですよね!
アイアン:6年ぶりの変更!キャロウェイ APEXMB
今回から取り入れたマッスルバックのアイアンですね。
- 打感
- インテンショナルの打ちやすさ(ドローやフェード)
- フライヤーの操作
- スピン量の調整
など、トッププロがマッスルバックを使う利点はかなり多いです。
しかし、難易度が上がるマッスルバックのアイアンに変えるということは、アイアンショットの調子は上がっているのかもしれませんね!
3番アイアンだけ「スチールヘッド XR プロ」を使用しています。
200〜220ヤードのショートホール・ロングホールのセカンドなどで打球を止める為に高い打球を求めているのでしょう。
明らかに意図を感じる良いセッティングですね。
ウェッジ:なんと64°も試している!エックスフォージド ウェッジ(50° 58° )
フィーリングが合うのでしょう。未だにこのウェッジを愛用していますね。
ショートゲームはフィーリングが命なので、なかなか新しいのに馴染まない可能性も出てきますから。
ただ、最近では64°のサンドウェッジを試しているとか!
以前に打ったことがありますが、自分の左耳にかするんじゃと心配するほど初弾道が高いです。笑
硬いコンパクション(グリーンの硬さ)や、厳しいピンポジションを想定しているのが分かりますね。
ただし、ロフトが寝ているウエッジは扱いが非常に難しいです。
私も楽に止めたくて色々試しましたが、結局断念した経験がありますね。
ぜひ上手く活用して欲しいです。
パター:オデッセイ トゥーロン プロトタイプ:オデッセイプロトタイプ♯9
昨年の好調なパッティングを支えた「オデッセイ トゥーロン プロトタイプ」
ただし、パッティングはゴルフの中でも特に感性がモノを言うストローク。
フィーリングが良いものが見つかればすぐに変更してくるでしょうし、一時的に他のパットを試すことも多いので、ちらちら変更してくるでしょう。
※画像のものはプロトタイプでは無いのでご注意ください。
以前から愛用している「オデッセイ ♯9プロとタイプ」も未だに使っているようです。
「石川遼のパターと言えばこれ!」
というくらいこのパターの印象が強いですよね。
プロ達がパターについてよく言うのが「結局色々試してもずっと使ってたパターに戻ってくる」という言葉。
本当にプロ達から良く聞きます。それほどフィーリングや入るイメージは重要ということですね。
2019年の石川遼クラブセッティングに注目して復活優勝を願おう!
石川選手は間違いなく天才といえるであろうゴルフセンスを持っています。
しかし、そんな彼でも1度調子を崩してしまうとなかなか上がって来れない……
これが「ゴルフ」です。
そんな中、昨今の技術進歩が著しいクラブ業界の力を借りて、彼が復帰してくれればこんなにゴルフ界に取って素晴らしいことはありません。
イチ石川遼ファンとして、復活を祈っています。
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