ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです。
今回はご質問頂いた、パッティングでの顔を残す意味と、そのコツをご紹介していきます。
今回の質問者さんのように
- パッティングって「顔を残せ」ってよく言われるけど、その理由は?
- でも、パットが入ったかどうか気になるから、どうしても顔が上がっちゃう…
- カップ付近のラインを見るのも大切だって聞くけど、どっちが重要なの?
などの疑問が出てくることでしょう。
そこで、レッスンプロの観点でこれらの疑問を説明していきたいと思います。
具体的には
- パッティングでインパクト前に顔が上がってしまう理由
- パッティングでインパクト前に顔を残すべき理由
- 顔を残しつつ、カップ付近のラインを確認する方法
の順番で説明していきます。
5分前後で読める無いようですし、パッティングで顔を残すことに関する疑問が解消する可能性がかなり高いので、ぜひご一読ください!
目次
ゴルフのパッティングでインパクト前に顔が上がってしまう理由
パッティングでよく「インパクト前に顔を上げないようにしよう!」って言われたことありませんか?
これは確かに重要で、多くのゴルファーが言うことの1つです。
しかし、なぜ上がってしまうのか、その理由までをしっかりと理解している人はあまりいません。
その理由を説明していきます。
ボールがカップインするか気になる
これが1番多い理由でしょう。
せっかくのパーパットや、バーディーパットで、どうしても入れたい時に「どうだ!?」なんてすぐに目線が上がってしまうパターンです。
思い当たる節があるゴルファーも多いでしょう。
ショットでも顔が上がっている
ショットでも顔が上がる・いわゆるルックアップと言われる動作が多い人は、パッティングにおいても顔が上がる人が多いです。
ゴルフの動きは全て連動しているので、知らず知らずの内に、ショットのクセがパッティングにも出てくるのでしょう。
ゴルフのパッティングでインパクトまで顔を残す理由
では、なぜパッティングでインパクトまで顔を残した方がいいとされているのでしょう。
その理由を説明します。
インパクトがぶれづらくなり、芯に当たりやすくなる
これは他のショットでも同じことが言えるのですが、顔をしっかりとインパクトまで残すことにより、芯に当てやすくなります。
自分のインパクトが見えているのと、見えていないとでは芯に当たる確立が違うのは当然と言えば当然ですね。
自分の打球の出だしがしっかりと確認出来る
意外と皆さん意識していないことが多い項目です。
パッティングにおいても、自分の打球の出だしがどこに出ているのかをしっかりと確認することは、本当に大切なことです。
これにより、自分が思ったところに打ち出せているのか確認出来ます。
それにより、最終的にカップにボールが入ったかどうかはともかく、
自分がちゃんとしたストロークが出来ていたかを確認することが出来ます。
ゴルフのパッティングで顔を残しつつ、カップ付近のラインを確認するには?
ご質問にもあった通り、パッティングした際にカップ付近のラインを確認することも大切です。
何故必要なのかと、どうすれば出来るのかを順に説明していきます。
パッティングで顔を残しつつ、カップ付近のラインを確認するのは何故必要か?
簡単に言うと「ラインの確認に必要」ということです。
カップ付近はよほど強く打っていない限りボールの勢いが1番弱く、傾斜の影響を1番受けやすい状態です。
なので、ボールの動きから傾斜を確認しやすいんです。
そのため、ここの確認は重要な確認次項の1つというわけですね。
パッティングで顔を残しつつ、カップ付近のラインを確認するのはどうやってする?
これは「ボールが止まるまで絶対に顔を上げない!」という考え以外なら、出来るでしょう。
むしろ、確認の為や、傾斜を読む練習ならば顔を上げてカップ方向を見たままパッティング練習してもいいくらいです。
おすすめは「しっかりボールが止まるまでボールの動きを確認すること」
なんとなく眺めているだけでは、傾斜を読む経験値にはなりづらいのできをつけましょう。
まとめ:ゴルフのパットで顔を上げないこととカップ付近のボールの動きを確認することはほぼ両立出来る
- パッティングでインパクト前に顔が上がってしまう理由
- パッティングでインパクト前に顔を残すべき理由
- パッティングで顔を残しつつ、カップ付近のラインを確認する方法
私がレッスンプロとしておすすめしている1番実践的な方法が、
【自分が打ち出したボールが通るべき芝一本に、ボールが通ったか確認したら顔を上げる】
という方法です。
これにより、インパクトでは顔は上がらず、よほどのショートパット以外では、カップ周りの傾斜も確認出来るはずです。
私の一押しなので、ぜひ実践してみてください。
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