ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです。
@sakamotoryogolf
そんな方達も非常に多いことでしょう。
そこで、現役ゴルフレッスンプロの私がユーティリティの基本的な「特徴・種類・タイプ」について簡単に説明します!
ユーティリティの基本的特徴について理解出来るので、ぜひご一読ください。
ユーティリティの基本的な「種類・特徴・タイプ」を具体的説明!
まず、ユーティリティはその形状や目的によって全然性能や形状が違うことを知っておこう!
数多く種類のあるユーティリティですが、そのタイプや特徴を知ることによって選ぶ際に大分絞ることが出来るでしょう。
ヘッドのタイプ
アイアンタイプ
まず、ユーティリティのヘッドは基本的に
- アイアン型
- ウッド型
このどちらかのタイプに別れます。
簡単に説明すると、
【アイアン型】
- 少し大きめのアイアンのような形
- アイアンの流れで打つことが出来る
- ティーアップしている状態でも、強めの打球を打つことが出来る
- ウッドタイプよりは上げづらい
【ウッド型】
- ウッドに近い形
- 見た目の大きさはウッドの半分前後
- ラフの中からでも初弾道を上げやすい
- ミスヒットでも球が上がりやすい
- ミスヒットでも距離を出しやすい
このような違いがあります。
簡単な違いなので、自分に当てはまる方を選んでみましょう!
打球を捉えやすい(左に飛ばしやすい)かどうか?
ユーティリティの大きな特徴として「打球を捉えやすいか否か」というものがあります。
そこで重要なのが、アイアン型もウッド型もネックの形状があります。
それぞれの特徴を具体的に説明いたしましょう。
【ストレートネック】
- 上級者向けのイメージ
- 左に飛ばしたくない方向け
- 飛距離よりもコントロール
- 見た目がスマートに見える
- ラフで芝が絡みづらい
【グースネック】
- 初心者〜中級者向け
- コントロールより飛距離
- 見た目が大きく見える
- スライサー向けが多い
- 右に飛びづらい
このような違いがあります。
ロフト角
クラブの飛距離やスピン量に大きな影響を与えるのが、この「ロフト角」です。主に「立っている・寝ている」などのように表現することが多いです。
こちらはユーティリティだけでなくアイアンからウッドまでに共通して言えることですが、とても重要なのでゴルフクラブの基本としてぜひ覚えておいてください。
【ロフト角が立っている】
- 飛距離が出やすい
- 低い打球になりやすい
- 球を捉えづらい
- スライスしやすい
【寝ている】
- 飛距離が出にくい
- 高い打球になりやすい
- 球を捉えやすい
- フックさせやすい
このように変わってきます。
番外編:ユーティリティのシャフトのタイプ
シャフトはユーティリティを選ぶ際にドライバーと共にとても重要な要素の1つですが、一般の方にしっかりとフィットしたシャフトを選ぶのはかなり難しいです。
しかし、基本となる知識を覚えておいて損はないので、簡単な基礎をここでおさらいしておきましょう。
ユーティリティのシャフトは、アイアンに合わせるかドライバーに合わせるか判断に悩むことが多いです。
ですが、もし迷ったらドライバーに合わせる方がクラブの難易度が下がり簡単になるので、ぜひ覚えておいてください。
スチール
スチール素材の特徴
- アイアンに多い
- 硬いものが多い
- 中〜上級者が好みやすい
- ヘッドスピードが速い人が好む
- ブレが少ない
- 飛距離よりコントロール
- 比較的安い
- 3000回打てば形状を保てなくなると言われている
カーボン
カーボン素材の特徴
- ウッドに多い
- 硬くないものが多い
- 初心者〜中級者が好みやすい
- ヘッドスピードが遅めの人が好む
- コントロールより飛距離
- 比較的高価なものが多い
- 30000回打てば形状を保てなくなると言われている
などの違いがあります。
シャフトは本当に多岐にわたって開発されており、真逆の特性の物もあります。
シャフトを自分に合わせるときは、しっかりと専門家に相談して選びましょう。
万能ゴルフクラブ「ユーティリティ」の基本的特徴:まとめ
いかがだったでしょうか?
ユーティリティの
- 特徴
- 種類
- タイプ
これらを知るだけで、自分のゴルフに適したユーティリティを選ぶ要素になったり、その性能を活かしたりすることが出来るでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。