ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです。
(@sakamotoryogolf)
そんな方も多いのではないでしょうか?
しかし、ゴルフにおいて良いスコアを出すにはアプローチで寄せるのは必須!
特に、スコア70台を狙うならアプローチの向上は完全必須項目と言っても過言ではないでしょう!!
そこで、現役レッスンプロの私が【スコア70台の為に必要なアプローチの技術・知識・練習方法】を、具体的にご紹介いたします。
具体的には
スコア70台の為に必要なアプローチのメソッド【7ステップ】紹介!
- ライを考える
- グリーンスピードとコンパクションを考える
- キャリーを考える
- 徹底したランニングアプローチに徹する
- 残すパッティングについても考える
- 50〜60ヤードを練習する
- 具体的練習方法・アプローチ方法を紹介!
という順番でご説明いたします。
5分くらいで読める内容ですし、70台の為のアプローチがしっかり覚えられる可能性が高いので、ぜひご一読ください!
目次
スコア70台の為に必要なアプローチのメソッド【7ステップ】紹介!
それでは!夢の70台に向けた具体的な方法をご紹介していきましょう!
①ライを考える
これが本当に意外と出来ていないことの1つ。
足下の「ライ・傾斜」を考えるということなのですが、ショットの時は出来るのにアプローチの時は意外と気にしていない人が多いのです。
そして、アプローチはライによって選択するアプローチを考えるのが基本!
私のアプローチの例を上げるので、参考にしてみてください。
・グリーン手前にピンが切ってある残り10ヤードのアプローチ。
・グリーンエッジからピンカップまでは3ヤード。
・下の芝は少し薄く、若干左足下がり
このような状況だとして、私なら
52°でボールを右において、2〜3バウンドさせて1ピン以内に止まればよしとしよう
と、考えます。
これが1番現実的で、リスクの少ない狙い方の1つです。
悪い例は、
という考え方。
アマチュアの方からよく聞く言葉ですが、上級者でこのような選択をする人はほとんどいません。
その結果、
・下の芝が薄いのでちょっとダフっただけでチャックりして、全然飛ばない。
・左足下がりなので、ダフるのを少し嫌がっただけでトップして、奥のOB
などは、非常に多い傾向と言えるでしょう。
70台で回るにはこのようなミスは絶対にしてはいけません。
しっかりと「ライを考えてからアプローチを選択する」ということを覚えておきましょう。
②グリーンスピードとコンパクションを考える
2つめが、「グリーンスピードとコンパクションを考える」ということです。
パッティングではグリーンスピードを考える人はいますが、アプローチで考えている人は非常に少ないと言えるでしょう。
これはアプローチを行う上でとても重要です。
- あまりに遅い時は、ランニングアプローチの番手を上げる
- 早い時は、サンドウェッジなどでランニングアプローチする
- コンパクションが柔らかい時は、奥に突っ込むことを考える
などなど、その状況によって選択する番手やアプローチが大きく変わってきます。
70台を出す為には、こういった細かいことを考えられるようになるととても役立つことを考えておきましょう。
③キャリーを考える
3つめは「キャリーを考える」ということです。
こちらも当たり前なのですが、ショットもアプローチもキャリーをしっかりと考えている人は非常に少ない!
特にアプローチは、キャリーするポイントが上りか下りかでその後の転がりが大きく変わります。
絶対に考えるクセをつけていきましょう!
④徹底したランニングアプローチに徹する
中級者から上級者になると、
なんて考えも浮かんできます。
確かに選択肢の1つではあるのですが、
正直ほとんど使いません。それどころか、かえってスコアを悪くする可能性の方が高いのです。
例えば、レッスンプロとして普段からラウンドしている私が、ロブショットを使うのは3ラウンドに1回あるかどうかですね。
アプローチのそのほとんどがランニングアプローチで、アンダーでラウンドしてきます。
私も、若かりし頃ロブショットを練習した時もありました。
実際に、ロブを選択してもそこそこ寄せることは出来ます。
ですが、結局ランニングアプローチの方が確立が良いことを実践の中で学んできました。
ですから、皆さんも70台を目指すようなミスをあまり出来ない状況下を想定して、転がすアプローチをしっかりと固めていくことを、おすすめいたします。
⑤残すパッティングについても考える
アプローチをする上で、次のパッティングについても考えておくことはとても重要です。
同じ残り1メートルのラインでも、
- 上りでほとんど曲がらないラインの1メートル
- 真横のラインで、距離のよって曲がり幅が大きく異なる1メートル
では、全く難易度が変わってきてしまいます。
難しいパッティングを残さないように、前もってラインを考えてからアプローチしていきましょう。
⑥50〜70ヤードを練習する
アプローチと言えばグリーン周りの10〜30ヤードのイメージが強いでしょう。
確かに、グリーン周りはその辺りの距離が多いので基本とはなりますが、スコア70台の為には50〜70ヤードを1ピン以内に寄せる技術も必要です。
- パー5でバディーチャンスにつける為
- ティーショットを曲げたホールでパーの確立を上げる為
などに、大きな影響を与えることができます。
なかなかピッタリと寄せるのは難しい距離ですが、少しでも入る可能性が高くなるポジションにつけられるように、この距離もしっかりと対応しておきましょう!
この距離が、グリーンのはじっこに乗るのと、残り3メートルに乗るのとでは、1ラウンドした時にスコアは大きく変わってきますからね。
⑦具体的練習方法・アプローチ方法を紹介!
そして、ここで実際にどうやって練習していけば良いのかを、具体的に紹介いたしましょう。
練習場でもキャリーでアプローチを練習する
先ほども、キャリーを考えることをおすすめしましたが、練習場でも必ずしましょう。
なぜなら、練習場の転がりと本番の刈られた天然芝の転がりとでは、全く違います。
なので、練習場ではアプローチでもしっかりとキャリーで考え、落とす場所を意識して練習していきましょう。
打球の高さを考えて練習する
アプローチで打球の高さを考えることはなかなかしないでしょうが、コレによってその後の転がり方は大きく変わってきます。
さらに、打球の高さを考えて打つことにより、ほとんどの方が丁寧にアプローチを打つようになるのです。
ぜひ試してみてください。
リーディングエッジからダウンブローにインパクトする
ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、「リーディングエッジからダウンブローにインパクトする」のはとてもおすすめ。
トップするように感じるかもしれませんが、打球もかなり低く出るのでリスクを大きく減らしたアプローチをすることが出来ます。
グリーン周りの転がすアプローチにとても相性が良いので、私もよくやるアプローチの1つですね。
目標の1〜3ヤード・距離と方向をズラして練習する
これも私がよくやる練習方法で、例えば30ヤードの看板に向かってアプローチ練習する際に、
- 30ヤード看板の1ヤード手前にキャリー
- 30ヤード看板の1ヤード右にキャリー
- 30ヤード看板の1ヤード左にキャリー
- 30ヤード看板の1ヤード奥にキャリー
- それを、2ヤード・3ヤードとやっていく
というように、ほんの少しずつズラして練習していくのです。
シビアで難しいのですが、ショートゲームの微妙な感覚を鍛え、磨き上げていくのにとても役立つので、ぜひ練習してみてください。
スコア70台の為に必要なアプローチ:まとめ
- ライを考える
- グリーンスピードとコンパクションを考える
- キャリーを考える
- 徹底したランニングアプローチに徹する
- 残すパッティングについても考える
- 50〜60ヤードを練習する
- 具体的練習方法・アプローチ方法を紹介!
いかがだったでしょうか?
これらは私が普段レッスンしていて、効果的なものを抜粋してご紹介しています。
なかなか文章だけでは伝わりきらないことも多いでしょうが、しっかりと対策することで70台の為に役立つアプローチは間違いなく培われていくでしょう。
皆さんのベストスコアに、少しでも役立つことを祈っています。