さて、今回は
見事、日本女子プロを大会最年少で優勝した新星!
『川崎春花』選手のスイング解説をしていきます。
- 一体どこが凄いのか?
- スイングの具体的な特徴は?
- 優勝の決め手は?
など、解説していきますのでよろしければご覧ください。
川崎春花〜スイングの特徴〜
スイングの特徴で気になる点はいくつかありますが、わかりやすいのがこちらの2点です!
力みの一切ないアドレス
参照:https://www.asahi.co.jp/konicaminolta
- 全身に力みの無いアドレス
- 左手は昨今増えてきたロングサム(左親指を伸ばし切って握る)
- 特に肋骨から上の上半身に力みがない
腕だけでなく、上半身から下半身にまで無駄な力感を感じません。
非常に高いトップと右脇の開き
- トップが非常に高いのが特徴
- そのため自然と右脇が開く
- 男子世界ランキング1位のシェフラーもこのようなトップ
以前のシャロー気味のスイングと違って、高いトップのプロも非常に増えてきましたね。
その最大のメリットは高い打球が打ちやすいということ。
高いところから下に打ち込むことによってバックスピン量が増え、自然と高さが出るようになります。
川崎春花〜日本女子プロ優勝の勝因〜
特に私が感じた勝因は主に2つです!
素晴らしいパッティング
終盤の勝負どころで、連続バーディを決めたのは、パッティングの力が大きかったですね!
最終ホールも含め、3〜5mのミドルパットを何度もねじ込みました。
それもほとんどど真ん中からカップインしていたので
- 優勝が掛かっている中でもいつも通りに打てていた(心も力んでいなかった)
- ラインがしっかり読めていた
このように読み取れます。
一握りの運
最終ホールのセカンドショットは、片手を離したショットでおそらく本人が思ったよりも左に飛んだミスショット。
しかし、ギリギリバンカーを超え5m前後のバーディパットとなりました。
よくプロたちが
と言いますが、まさしく勝利の女神に愛されたとも言えます。
あれだけ技術があるトッププロ達が集まって3〜4日ラウンドして、1〜2打差しか出ないわけですから、その一握りの運がどれほど大事かということですね。
まとめ:大きな活躍が出来る川崎春花プロに注目!
【スイングの特徴】
- 力みのないアドレス
- 右脇の開きと高いトップ
【日本女子プロ優勝の勝因】
- パッティングの好調
- 一握りの運
いかがだったでしょうか?
この優勝によって一気に試合に出ることが可能になるでしょうから、今後も非常に期待できますね!
群雄割拠の女子プロゴルフの世界。
今ももちろんですが、長い間活躍できるゴルファーになってほしいです。