ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです。
今回は以前行った【現役ゴルフレッスンプロが行う、無料アドバイスキャンペーン】の実際にどうアドバイスしたかという記事となっております。
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— サカモトリョウ⛳ゴルフレッスンプロ (@sakamotoryogolf) June 19, 2018
Twitterでのゴルフレッスンプロのアドバイスと聞いて、
- 実際にどういったアドバイスを言ってくれるのか?
- 効果はあるのだろうか?
- 動画や文章だけでどうアドバイスしてもらえるんだろうか?
そういった疑問を持つことでしょう。
そこで、今回行ったこの具体例をもってご説明したいと思います。
具体的にはそれぞれ皆さんの
- その方の長所はどこか?
- 自分の直したい箇所・苦手な技術
- 練習内容や量(月に2回練習場、1回ラウンドなど)
- 自分が望んでいるレベルやスイング・打球
- その方への具体的なアドバイス
の順番にお話を聞き、解説していきます。
10分くらいで読める内容ですし、他の人のレッスンは自分にも勉強となることが多いので、ぜひご覧ください。
目次
上級者ゴルファー:yuseiさんへのアドバイス
yuseiさん @yuseimaruishi
yuseiさんの情報と長所
まずはyuseiさんの情報と長所を出していきます。
- ベストスコアは77
- オフィシャルハンデ12(愛媛ゴルフ倶楽部)
- ハーフベストは36
- 年間アベレージは88くらい
- パワーがあって打球が強い。
- 調子の良い時は軽いドローの打球
スイング動画を見させていただいたところ、フィニッシュがキチンと収まっているのが素晴らしいです。
本番でこのフィニッシュが出来ているのかを確認するのが、その日の自分の調子の1つの指針となるでしょう。
直したい箇所・苦手な技術
では実際にyuseiさんが苦手に思っているところや、直したいと思っている部分はどこにあるのか?
お話を聞くと、
- アイアンが苦手で、 一日中安定してる日が滅多に無い。
- 練習の際にも上手くコツをつかんだと思ってもなかなか続かないし、本番のラウンドでミスが出る。
この2点が特に気になっているようです。
練習内容や量(月に2回練習場、1回ラウンドなど)
ゴルフ練習量は、
- 平均週2回練習場へ行く
- 月に平均3ラウンド前後が多い
この練習量が基本のようです。
練習熱心ですね!
自分が望んでいるレベルやスイング・打球
ショットは基本的に、
- ドロー系の打球を安定して打ちたい。
- ダウンブローに強い打球を打ちたい。
この意識のようです。
順番に説明いたします。
①ドロー系の打球を安定して打ちたい。
ドロー系の打球はボールの出だしが右に出すのが大前提です。
左に戻ってこなくても良いくらいのイメージです。
右に真っすぐ飛んでもいいし、ドローで左に曲がってきても良いと思って打つのが、1番実践的なドローの狙い方です。
右に出すイメージですが、その際アイアンならシャンクに注意しましょう。
右に出そうと左脇が空いてしまい、ネックに当たりやすくなる為です。
②ダウンブローに強い打球を打ちたい。
ダウンブローの意識は良いと思います。打球が低く出る恐れがありますが、その分スピンがかかるので気にしなくてもいいでしょう。
ただし、ドライバーはダウンブローに打てないので、ダウンブローに打つイメージはアイアンが基本的になりますね。
ドロー系の打球を打つのと、ダウンブローに打つのを両立するのは少し難しいです。
ドロー系の打球はアッパースイングの方が出やすいですし、アイアンでダウンブローに打つとフェード系の打球が出やすいからです。
対処としては、
- ドライバーは少しアッパーブローになってもいいのでドローイメージ。
- アイアンはダウンブローでインパクトして、真っすぐかフェードしてもいいというイメージ
これが1番実践的でおすすめとなります。
自分のイメージしやすい打球を探してみましょう。
ゴルフへの具体的アドバイス
まずは、
【ミスの原因は全ては繋がっている】
ということをお伝えしたいです。
- アイアンが苦手で、 一日中安定してる日が滅多に無い。
- 練習の際にも上手くコツをつかんだと思ってもなかなか続かないし、本番のラウンドでミスが出る
- アイアンでダウンブローに強い打球を打ちたい。
これらはすべて繋がっていて、
- 「リーディングエッジからボールにコンタクトする」
- 「左足下がりで打って練習する、または素振りでイメージを作る」
という方法がおすすめです。
具体的に説明します。
リーディングエッジからボールにコンタクトする
ダウンブローに打てない大きな理由の1つが、
- スイングの切り返しで右肩が下がってしまい、インパクトでヘッドが綺麗にボールにコンタクト出来ない。
という理由があります。
これを「右肩が絶対に下がらないように!」と意識してもなかなか直りませんし、さらに今度は左に体重移動しづらくなってしまうという副作用が現れる可能背もあります。
そこで、「リーディングエッジからボールにコンタクトする」イメージを持つのがおすすめです。
リーディングエッジからボールにコンタクトする為には、右肩を下げると打てないので、自然と右肩が下がらなくなるのでおすすめです。
左足下がりで打って練習する、または素振りでイメージを作る
ダウンブローに打つ為には、必ずボールにクラブのヘッドが直接インパクトしなければいけません。
それが苦手ということは、スイング的にダウンブローになっていない。
すなわち、左足下がりがさばきづらいスイングなので、その練習を少しするだけで多少は整っていくでしょう。
「無理矢理修正するのではなく、自然とそうなっていくように導く」
のがコツです。
これだけの技術と練習量を活かす。
- 平均週2回練習場へ行く
- 月に平均3ラウンド前後が多い
この練習量があるのなら、ショットの技術は間違いなく上がっていきます!
問題は、「ラウンド中にその上がったショットスキルのポテンシャルをどう引き出すか?」
ということです。
- アプローチも低い打球と高い打球で寄せる練習をしてみる
- ドライバーでスライスとフックの両方練習してみる
- 右を向いたり左を向いたりよくターゲットを変える
- 自分のアドレスが真っすぐ取れているかを定期的に確認する
- 「左はOB」など、コースのロケーションを具体的にイメージして打ってみる
上級者に多い練習方法ですが、ぜひ取り入れてみましょう!
逆に、初心者からこういった練習を覚えれば、非常に大きな経験値となるでしょう。
まとめ:あなたは自分が思っているよりも「ゴルフが上手」です。自分のポテンシャルを表に出そう!
これだけゴルフが出来ているのなら、イーブン前後でラウンド出来る可能性は極めて高いです。
やるべきことは
- ベストスコアが出そうなラウンドに備えて、緊張感の中でのショットを考えておく。
- 「ボールをコントロールする」という意識を持つ。
- 平らなところ(練習場)で打ち慣れている感じが少し強いので、傾斜でのミスの質を上げる。
- アイアンでピンに寄らなくても、ダボに繋がるミスだけしないようにしていきましょう。
これらが、yuseiさんが今後レベルアップしていく上で大切なことだと判断いたします。
以上がキャンペーンでの無料診断になります。
他の皆さんもぜひ参考にしてみてください。
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