ゴルフレッスンプロのサカモトリョウです。
今回は身体的特徴とライ角の関係性ついて説明していきたいと思います。
※文章が苦手な方は、こちらの動画でまとめていますのでご覧ください。
よくクラブについてのご質問いただくことの1つに、
「身長が高かったり、低かったりしたら、クラブは変えた方がいいのですか?」
という質問があります。
実は、クラブごと変えなくてもヘッドの一部である「ライ角」を変えていくという手段で対策出来るのです。
身長だけでなく、手が長い、短いといった特徴によっても変えていくことにより、非常に打ちやすくなったりするので、ぜひ覚えてみてください。
では実際にどうすれば良いのか?詳しく説明していきます。
目次
ライ角はゴルフクラブのフェース面が水平になるように置いたときに、地面とシャフトで出来る角度のこと
ライ角というのは、ゴルフクラブのフェース面が水平になるように置いたときに、地面とシャフトで出来る角度のことで、アドレス・ショットする上で大変重要となっています。
(画像の指の角度です)
基本的にここの隙間は、10円玉2〜3枚が入るくらいが基本だとよく言われています。
(ウッドはヘッドの構造上もっと空きます)
アドレスしている時は、ここに隙間が空いているのですが、インパクトになるとシャフトがしなる関係でこの隙間が埋まるという理屈です。
人によってしなりが違う上に、身長や腕の長さや構え方の違いがあるので、その分をクラブに補ってもらうというのが最も現実的な対応となっています。
ゴルフクラブは腕の長さによってライ角を変える
腕の長さが長い人、短い人によって基本的にクラブのライ角をいじるのが一般的です。
詳しく説明していきましょう。
腕が長い人の向けのライ角
腕が長い人は短い人より、アイアンのトゥ側が空きやすい傾向にあります。
なので、クラブの対策はライ角を上げる(立たせる)という対策になります。
腕が短い人の向けのライ角
腕が短い人は長い人より、アイアンのトゥ側が空きにくい傾向にあります。
なので、クラブの対策はライ角を下げる(寝かせる)という対策になります。
打球のクセでゴルフクラブのライ角を変える
基本的に、ライ角は打球の曲がり方に多少の影響を与えます。
よって、ここを自分の打球によっていじることで、クラブで多少のコントロールをすることが出来るんです。
詳しく説明していきます。
ライ角を立たせると、スライスしやすい
ライ角が立っている(地面とトゥ側の間があまり無い)のは、スライスが出やすく、フックが出づらいという特性を持ちます。
フックが強すぎる人は、これを利用して曲がり幅を少し抑えたりすることができます。
ライ角を寝かせると、フックしやすい
ライ角が寝ている(地面とトゥ側の間がある)のは、フックが出やすく、スライスが出づらいという特性を持ちます。
スライスが強すぎる人は、これを利用して曲がり幅を少し抑えたりすることができます。
まとめ:ゴルフクラブのライ角は自分の特性に合わせる
- ライ角はヘッドの先側(トゥ側)がどれくらい浮いているかという角度
- 腕の長さによってライ角を変える
- 打球のクセでライ角を変える
初心者の方ならライ角を気にすることはほとんど無いでしょう。
しかし、もし何となく気になるようでしたらゴルフショップの工房に持っていけばすぐに対応してくれるので、持っていってみましょう。
- ブログも良いけど、実際に教えて欲しい!
- ゴルフを最高に楽しみながら上手くなりたい
そんなあなたへ!【サカゴルレッスン】動画・練習場・ゴルフ場レッスン
その他ご質問ございましたら、お気軽にLINEご登録いただけますと幸いです。